大変大変のBenz Life
カスタマイズ
言わずとご存じ「BOSCH Super Horn」相変わらず良い音色でした。
でも、この大きさは如何ともしがたいものがあります。
横のCDと比べて下さい。
写真では解り辛いですが、厚み130mmもあります。

100/90W H4 for Head Bulb、85W Gold H3 for FOG。
Y社にこれだけは絶対欲しい、と言うと、「結構加工、セッティングが
難しいので、こちらで納車時までにやっておきましょうか。」と嬉しい提案。
流石にプロの作業。綺麗にこの巨大ホーンが収まっておりました。
ヘッドのライティングもバルブ交換だけではなく、きちんとリレーを付けるよう
指示したら、ライトケースに加工を施し、きちんと配線されておりました。
この頃は、Y社も多少のカスタマイズOKな時代だったのですね。
ちなみに、パーツは全部事前持ち込み。これもOKでした。
リアはブレーキランプが外側だけ二灯で内側は金具を外されておりました。
(後期型はここにリアフォグの回線が来てましたが''87型は何もなかった)
ここに金具を自分で作り、ブレーキを四灯点灯に改造。
ハイマウントも既出の「BOSCH Rear Fog」を流用。Raybrig Hyper 27Wを使用!

【ブレーキ時の点灯状態】

・・・し・か・し、良い事尽くめの190君ではありませんでした。
特に「エアコン関係」はハズレだったようで、結局11年間悩まされ続きでした。
まずは1回目の車検半年前の
'89 11
「左右エンジンマウント交換、フロントプロペラシャフトジョイントディスク交換、クーリングシステム、
クーラント交換、ラジエーター交換、A/Tオイル,エンジンオイル,フィルター交換」
車検を受けた後、半年後の
'90 10
オイル漏れで、Y社から車庫から動かさないでくれと・・
「キャリアカー移動、オイルプレッシャーゲージ、ハーネス断線修理、ATFオイルクーラーホース交換等」
直したと思った直後の10月末にまたエアコン調整で入院!
5年目、2回目の車検時
'92 02
車検時に大問題発生!
エンジンオイルに不明な鉄片が混じっていると言うことで「ミッション下ろし」
外したミッションは芝浦のY本社に陸送され開腹手術。
何と、ギヤが一つ欠けていたそうな。原因は全く不明。
この時の請求額は驚きますぜ。Wow \980,000!
何なんだ?冗談じゃないぜ!大クレーム、とY社と協議。
それでも結局部品代として車検費用含めて\480,000支払いました。(悲)
でもお陰様でミッションが気持ちよく新車状態に復帰。これは怪我の功名。
'92 04
バッテリー交換\35,000。
'92 07
スロットルリンケージ ブッシュ 交換。
翌年'93は割合何もなかったようでしたが、
'94 01
「ラジエターファン脱着修理、オイルパン交換、ヘッドライトガラス脱着清掃、オイル、
オイルホース関係交換」等で\200,000強、その直後に車検。うううむ!
'94 12
また「左右エンジンマウント交換」このゴムは2−3年に1回は
取り替えなくてはならないらしい。ディーゼルの振動をボディから浮かしておく
役割のゴムなので、仕方がないのはわかるが・・・・2個で\50,000は辛い。
翌'95は、比較的順調だったようで修理記録は少ない。
'96 09
アクセルワイヤー引っかかり事件発生。
踏んだまま戻らなくなるという、非常に危険な状態に!!
とっさにNにしてブレーキを掛けたが、エンジンの回転は上がる一方!
妻が一人での運転時でしたが大事故につながらずに済み、ほっと胸をなで下ろす。
'96 10
今度はエンジンが止まらない事件発生。
ディーゼルなので、電気系統を制御するキーを抜いても回り続け、止まらない。
ボンネットを開け、ほうきの柄で奧にある「キルスイッチ」押して強引に止めるよう
Y社より電話で指示があった様子。
修理までの数日間、車内には「柄の長いほうき」が必需品だったそうだ。
でも凄いよね。駐車場に停めて、やおら女性がボンネットを開け、
ほうきでエンジンを切る光景。あまり見たくないモノです。
'97 05
やはりまた壊れた、エアコンコンプレッサー交換。
流石にY社も再生品を探してくれたが、それでも\150,000強の出費!
いい加減にしてくれ〜〜〜っ。
'97 07
直後に「デンジアクチュエター ターミナル接触不良修理」\20,000
'97 09
直したばっかりのはずのエアコンの「リレー部分」交換\50,000
'98 01
エアコンサーモスタット交換\45,000 ・・・流石に、もうもう限界ィ!
'98 02
全て直した直後の良い状態(でも車検なし)でビクターのエンジニアT氏に売却。
11年間の整備費用、未記入のオイル交換等含めて \1,558,339・・・何とも!

 

【190の車内写真】

  お別れの日、メーターが「11万キロThank You」を
指していたのです。泣かせます!

'90 06以降、私は仕事用4WDに入れ込み、セダンは既に殆ど妻専用になっており、
代替えで何に乗るか、かなり悩みました。
予算が少ない中、日本車、欧州車様々試乗した結果、最後まで選に残ったのが
Volvo とC200でした。結局ボディー色「白」とのバランスが取れていたC200に決定。

'98 02 C200納車  
この車は割合「あたり」だったようで、現在まで殆ど大きなトラブル無し。
一車検取って今日も元気に走り回っております。

でも、薄利多売、量産体制に変革したMercedes社は、時代の流れでしょうがない
のでしょうが、「車」として本当の意味での「こだわり」を払拭している部分が目立ち、
昔を知る人間にとってはかなり興ざめの部分があります。
一言で言えば、「全ての素材の質感、品質」の著しい低下。
これに尽きますね、非常に残念です。

例によってのカスタマイズ
ライティング:今回からLow Hiと分かれてしまい、LowがH7、HiがH1、FogがH1
と、今までの車との共通性が全くなくなり、悲しいかな全部買い換え!
全てHi Power 100W type球に変更、FogのみGold Typeにしました。
一寸残念なのはヘッドランプアッセンブリ、大好きなBOSCH製なのだが、
開発時間が足りなかったのか、配光特性が190に比べ格段に悪くなっていました。
調べると毎年詳細が変更されています。Mercedes社としても、
どうも「これ」という決め手に欠いていた様子でした。
ま、アッセンブリはさわれないし、ここは明るいバルブで押し切るしかありませんでした。
リアは今回もソケットパネルを外して自宅にてハンダ付け、配線改善!
殆ど使用しないリアフォグを、またしてもブレーキランプに配線替え。
右側にしか配線がないのを左側にも配線。四灯点灯としました。
斜めの点灯なので見た目も普通のCクラスとは一線を画した感じで気に入っております。

【ブレーキ点灯時。オリジナルは中央寄り下側二灯、非点灯】

ちなみにCクラスオンパレードの麻布青山界隈でも、この様に配線改善した車は
未だ一台も見ていない。どなたかごらんになった方いらっしゃいますか?
他は、変更可能の「ナス球」、全てHyper Bulbに変更!
だ・が、このナス球、口金のピンが今までは全て180°で付いていたのだが、
最近120°型が出てきており、これに対応するHyper Bulbの発売が追いついてきていません。
この為オレンジ球はノーマルのままです。
メーカーもカスタマイズを嫌ってか、最近やりにくくなって来ている事は事実ですね。
ホーンも、今回は予算の面と乗るのが殆ど妻。「気にならない」の一言でノーマルのまま!

〜〜〜〜〜  現在バリバリ走行中です。

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