1)洗車のワザ
最近は、だいぶさぼるようになってしまいましたが、若き日は結構好きで雨の日続きでも、
前日の汚れが気になって、雨の中、ざっと水洗いして出掛ける程でした。
これは、ある人に頼まれて作った私流の手引き書です。

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ヨシダ式洗車法

1.日々の手入れ
車に乗る前毎に行う。いわゆる「クセ」にしてしまうと後記の洗車で苦労せずに済む手入れ。

1-1:準備するもの:
 A:バケツ1杯のきれいな水に、○○溶液を23滴(小匙一杯位)加えたモノ
 B:バスタオル等を小さく切って作った雑巾。目はなるべく細かいモノの方が良いです。
 以上!
1-2:注意:これは、うっすらと埃がついた程度の汚れを限度とすること。
1-3:方法:簡単!車に水を掛けずに、クルマ用の羽根ばたきがあればそれで大きな埃を払い、
 ○○溶液(早い話が特別な石鹸液)で洗い、絞ったタオルで車のボディを拭くだけ。
 たったこれだけで、コーティングが利いている間のボディーであれば、OKです。
 コツとしては、ボディーについている埃を雑巾でふき取ってしまう感覚で行うことです。
 決して力を入れてはいけません。
 雑巾は拭き取るのに適した大きさにきれいに折って使い、たえず、きれいな面が
 ボディーと接するよう折り返しながら拭いて下さい。
 すぐに真っ黒になりますが、これは○○溶液で、その度ごとによく洗って下さい。
 この○○溶液の優れた点は、バケツ1杯にたった小匙一杯だけで、油汚れ、泥汚れを
 分解する能力が天下一品と言うところにあります。
 真っ黒になった雑巾も、その汚れ分のみを水の中に溶かし出す性格を持っていて、
 しかも不思議なことに、その汚れが、水から雑巾へはほとんど再付着しません。
 ですから、水はどんどん黒くなっていくのに、雑巾はたえずきれいでいられるのです。
 
 拭き掃除の定番ではありますが、上から下に向かって汚れを拭き取っていきましょう。
 先ず、屋根。それから窓、そしてボンネットに行き、トランク。そしてドアサイド、
 フェンダー、バンパー、これで完了です。(タイヤ、ホイールもやるといいかな)
 最後に、雑巾は、次回のために、きれいにゆすいでおきましょう。
 多分慣れると、此の行程で10分もあればOKだと思います。
 こうしておくと、軽い汚れをたえずきれいにしているので、いざ洗車する時がとても楽になります。
 出かける前の10分で気持ちよさ100倍!是非、試して下さい。

2.洗車雨中走行後、及び雨上がり等、ボディーに見るからに汚れが付着している時。

2-1:準備するもの
 A:バケツ1杯のきれいな水に、例の○○溶液(小匙一杯位)とカーシャンプーをいれたもの
 B:ホースからの水。
 C:洗車用スポンジ、タイヤ洗い用のたわし。
 D:水分拭き取り用のセーム皮、及び1-1Bで使っている雑巾。
2-2:手順:
 1.ホースからの水で、いったんボディーを潤す。
 2.A)の溶液に浸したスポンジで、屋根から順番に、泡立てて汚れを落としていく。
 3.タイヤ、ホイールはたわしで、こびりついた泥等をゴシゴシ力を入れておとす。
 4.全体が、シャンプーだらけになったら、そのスポンジを使いながら、ホースからのきれいな水で、
 洗剤と、汚れを丁寧に洗い流す。

 5.洗剤が流れ落ちたら、セーム皮でボディーの水分をすべてきれいに拭き取る。
 6.バケツに、(1-1A)の溶液を作る。(ここでは多少薄目でも良い)
 7.1-1B)で使っている雑巾で、全体の仕上げ拭きをする。以上!
 8.最終仕上げの雑巾は、出来れば毛羽立ちの少ないモノを使用すると仕上がりが綺麗になります。
 
              愛情を持って接すると、いいもんですよ。
                                      1990.3.10
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何と、2002の今も、やっている事は変わっておりません。ただ回数が激減してますが(*^^*)
いやぁ、ボンネットの中までガンガン雑巾1枚でガンガン拭けるのって便利ですよぉ!
特に「ガラス」曇りは全く無くなります。当車を御覧になったら、きっと驚かれると思いますよ。
お子さんの手垢なんかも、さっと一拭き!
実はクルマ用の洗剤ではないので、家中何処でも使えて応用範囲はかなり広いと思います。
少々訳有りでWeb公開出来ません。
詳細、お知りになりたい方は私まで直メールをお願い致します。
尚、あくまでも個人的に気に入っている方法ですので、このやり方で万が一不都合がございましても、
当方は助言以外何も出来かねます。あくまでも、個人の責任に於いて作業してくださいね。

何と最近の事なのですが、素晴らしいワックスを発見致しました。
これも水拭きするだけで、「白くなったら拭き取る」的な作業は全く必要ありません。
驚異です。もう少し使ってみてから、詳細レポしようと思いますが、今の所
かなりイイカンジ!です。お奨めかもしれません。


1’)ポッキーさんからの伝授、目から鱗の洗車術

昨年末のトレブレポリッシュで、大変お世話になりました。K9ポッキーさん監修の
(秘)洗車テクニックです。(多少アレンジしております)
半年間続けて、非常に好結果を出しておりますので、一挙大公開!!!

準備するモノ
☆なるべく高圧の水
☆砂埃が含まないようキチンと保管した洗車スポンジ
☆例の○○溶液
☆人工セーム革
☆(この際公開しちゃえ!)ゴールド・グリッター

1)先ず高圧の水"のみ"でボディー表面全体のゴミ・埃・砂を「擦らずに」洗い流す。
専用のノズルも通販等でありますが、私は蛇口全開のホースの先を指でつまんで
「力強い扇状の水流」にして洗い流しております。・・・これを入念にやって下さい。
2)○○溶液でも全然大丈夫! ただバケツの中で一生懸命泡立ててください。
3)充分に水を含ませた洗車用スポンジで、基本的にこの「泡部分」を中心に
ボディーに乗せ、決して強く擦らずに泡の上を滑らすように汚れを落としていきます。
4)汚れの酷い所は○○溶液の原液を数滴ティッシュペーパーか、柔らかい
ペーパータオルに含ませ「湿布」します。数分〜十数分で、擦らずとも汚れは落ちます。
5)これで汚れが落ちましたら、すすぎ&拭き取りです。再度なるべく高い水圧で充分
洗剤分を流し落として下さい。
尚、拭き取りですが、「タオル地」「綿(古Tシャツ等)」は"NG"だそうです。
どうしても洗車キズを付けてしまう原因になるようです。
「人工セーム革」を必ず使用して下さい。
最近は拭き取り用のモノが各種出ておりますので、
なるべく吸湿性の良さそうで、柔らかそうなモノを選んでください。
6)この時も同様「力業」は厳禁です。やさしく、優しく!
7)出ました!!Gold Glitter予め薄め液をスプレーに用意しておきます。
拭き取る際、ボディーに少量スプレーしながら拭き取っていきます。
ざっと大きな水滴を取った後にスプレーして最終拭き取り時に使用するのが良いかも。
このGold Glitterはべたつかず、ガラス面やプラスティック部位もゴム面もOK
後での拭き取りも必要ないので非常に使いやすく、イイ感じに仕上がります。
もちろん、「ワックスの艶」を追求される方は、この行程の後に掛けて下さいね。
8)注意点ですが、拭き取り時に砂塵が飛んでくると最悪な状況になります。&、
これからの真夏の日光はボディーに残った水滴がレンズ効果になり、
尚かつ水道水に含まれるカルキが速攻蒸発してボディーに丸いシミを作ってしまいます。
・・・ですので、風の強い日と、これからの真夏の日中は絶対に「洗車厳禁!」

(〜洗車用スポンジの保管方法ですが、中に砂ゴミが入らないような場所に、
出来たら湿らせた状態で保管するのが良いそうです。・・・でもカビが生えそうですので
私は室内に乾燥して保管してます。)

そうだ、この方法で一つだけ大きな変化がありました。
ボディー表面を擦らない! と言う観点から言いますと、
以前の『クルマ用の羽ばたき』『いきなり洗剤付き雑巾でボディーを拭き拭き』は
絶対の【禁じ手】になっちゃいましたね。見事に砂埃を擦りますので。。ですので、
毎日の「くせ」は、時間のない時の多少の汚れは「諦め」に変化しちゃいました。
その代わり、『洗剤使わずの洗車』の回数は圧倒的に増えましたね。
例の『高圧水洗い』で、丁寧に拭き取るだけ!
K9後は、洗剤無しで、都内走行の汚れ程度でしたらOK! です。
約40分コースではありますが(TBデカイ(>_<))これが言ってみれば
現状の『くせ』になっているのかもしれません。。。
汚れが気になると、さっさと水を掛けております。

K9ポッキーさんからの受け売りではありますが、「鳥の糞」
これだけは何をもさておき緊急を要します。放っておくと塗装の奥まで入り込みます。
でも乾燥しちゃって、水をいくら当てても取れない事もありますよね。
この時も絶対にツメ等で擦ってはいけません。
例の「洗剤湿布」10分程度ふやかせば、殆どが取れます。
禁じ手は「指でゴシゴシ擦る」です。焦るとついついやっちゃうんですよね。
絶対に跡が残りますので「湿布」方式に致しましょう。

基本は「優しく」「擦らない」「力を込めない」大前提です。

                                 2003.07

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